「自粛はいつまで続くのでしょうか?」
経営者のみならず、日本中が先の見えない自粛に不安を覚えています。倒産する中小企業や個人商店も出てきていますし、自粛解除後に経済が安定する見通しもありません。
それでも、何も策がないわけではありません。自粛解除後は必ず反動が起こります。その反動を利用して、落ち込んだ経営を回復させようではありませんか。
そのためにしたいことがいくつかあります。今回はV字回復を狙うためにしたいことについてお話していきましょう。
■自粛解除後は一つの物を大事に使うようになる
自粛解除後は大きな反動が必ず起きます。その反動の影響が大きく出る業種の一つがレジャー業界です。現在、アミューズメント関連の施設が閉鎖しているため、キャンプ場など屋外で遊べる場所に人が集まっています。自粛解除後は、たまりにたまった鬱憤を晴らすかのようにレジャー施設に人が殺到するでしょう。旅行も増えるはずです。
レジャーは一例ですが、同様のことが他の業種でも起きる可能性があります。一時的である可能性はありますが、贅沢にお金をかける人が増えるでしょう。逆に、生活に密着したものにはお金を出し渋る傾向が強くなるはずです。出し渋るというより、熟考して広告などで流されることが少なくなるのです。
例えばマスク。今まで安価な使い捨てマスクを、ほとんどの日本人が使っていました。しかし現在は、布マスクをする人が増えてきています。布マスクだと洗えますので、長く大切に使うようになります。結果的にマスクにかける金額は少なくなります。これと同じことは他のことでも起きます。
建築業界では新築住宅ではなく、中古物件のリノベーションを選ぶ人が増えるでしょう。中古車にも人気が集まり、同時に自動車修理工場も繁盛するはずです。一つの物を大切に、使い捨てはしない社会になることは間違いありません。
そのような中、中小企業はどのように生き残っていけば良いのでしょうか。
■自社が社会の何の役に立つのか考える
地方中小企業に多い漫然とした経営。平和な時代なら、これで構いませんでした。親や祖父から引き継いだ会社で、お馴染みの顧客を相手に何となくの経営。これからは、これが通用しなくなります。今後は社会に必要のない企業は排除されていくことが考えられるのです。淘汰でなく「排除」です。
日本だけでなく世界中が貧しくなる未来、社会に必要のない企業はインフラを使うことすら無駄と思われるようになると考えられます。今、多くの人が知ってしまったのです。資源は無限ではないと。これが「淘汰でなく排除」という意味です。
しかし、今から新規開拓を始めるのは悪手です。その前にしたいのは、自社が社会のどの部分で役に立っているのかを知ること。顧客だけでなく、もっと広い視点のニーズを知る必要があるのです。例えば、化粧品会社。女性を美しくする商品を販売しています。女性が美しくいることは、社会的に見てどのような良い影響があるのでしょうか。
化粧をして美しくいることは女性の自信につながりますよね。笑顔が増え、周囲にも優しくできるようになります。そして、周囲に優しくできると、今度はその周囲も優しさを広げていってくれます。結果、争いの少ない社会が生み出されます。
このように化粧品一つ取っても、ただの装飾でなく穏やかな社会のために役に立っています。あなたの会社も同じように社会の役に立っている部分があります。それを見つけていきましょう。これが最初にできる自粛解除後に起きる反動をいなす方法です。
■自粛中から自社のアピールを開始しましょう
コロナの影響で、日本だけでなく世界中が貧しくなることは今や既定路線です。生活に関係のないものは、どんどんと切り捨てられていくでしょう。ですが、生活や社会に必要だとアピールできれば、生き残れる可能性が高くなります。
一つ例を挙げましょう。お笑いは一見生活にも社会にも必要がないように感じられますよね。しかし、最近の研究では笑うことで幸せホルモンのセロトニンが多く分泌されることが分かりました。以前から笑いはナチュラルキラー細胞を活性化させるとも言われていますから、併せてアピールすれば健康増進に効果アリと感じてもらえます。結果、社会保険料も抑えられることに繋がります。社会の役に立っていますよね。
同様のことがあなたの会社の商品やサービスにもあるはずです。これを見つけて、今から情報発信をしていきましょう。ホームページがあるなら専用ページを作るのも良いですし、SNSで定期的に発信するのも良いでしょう。覚えていて欲しいのは、情報は発信しなければ誰も気づかないということです。
漫然経営はもう終わりです。今こそ積極的にアピールを始めましょう。最初は上手くいかないかも知れません。しかし、小さな種も時を重ねると大樹になります。その日までコツコツがんばるしかありません。
■自粛解除後を目指してブランディングをしましょう
コロナ以後の経営は、自社のアピール戦略が上手くいっているかどうかで左右されるでしょう。ですが、アピールの方法も何をアピールして良いかも分からない経営者も少なくありません。
そんな時こそ私と一緒にブランディングをしましょう。自社の強みを知り、社会にどのような形で貢献できるかを考える。アピール方法の提案もさせていただきます。
コロナで日本中が沈んでいる今だからこそ、経営者はその中から光を見出していきましょう。必ずお力になります。
最後まで読んでくださり有難うござました。
あなたの一日が素晴らしいものでありますように。
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