今月から新たにブランディング営業®コンサルティングを導入いただく企業さんとはかれこれ3年以上のお付合いになります。当初、独立した営業部と言われるものなど何も無く、幹部社員さん達が社内業務と掛け持ちしながら「兼務」で営業に出掛けて行くスタイルでしたが、掛け持ちながらも確実に実績に結びつく仕組みが社内に整ってきたことで新規開拓も順調です。
そして今回、新たなメンバーを加え更にバージョンアップした“ブランディング営業®部”を新設し、新事業展開にも対応できる組織と仕組みをつくるべく新たなコンサルティングの導入となりました。更なる可能性に胸踊る組織のメンバー達の顔はいつにも増して輝いています。
企業に仕組みをつくる、人材の組織化を図る、生産性の向上や作業の効率化・・・など、経営者の課題はいつも山のように押し寄せ、片付かないウチにまた新たな山が出現します。いったいどこから手をつけたら良いのか、何から片付けようか、本当に頭の痛い問題ですが、実はそこに第三者が介入することで意外な糸口が見つかるものです。我々コンサルタントはその第三者としての重要な役割を担っているわけですが、経営者がコンサルタントを選ぶ時に見るべきポイントはどこなのでしょうか?
何事においても、経験や実績・成果や付加価値そしてそれに見合った価格であるかどうかももちろん大事ですが、一番大切なことは、ベースにある基本メニューをそれぞれの企業に合わせてカスタマイズできる応用力ではないかと思っています。ニーズに合っているとか、レベルに合わせた、というお話しではなく、その企業が持てる力を最小限の努力で最大限の効果を狙えるかたちにアレンジできる力量のことです。
実は先ほどの企業。以前、大変実績のあるコンサルタントを導入された経験があり、また、仲の良いグループ会社が日本でトップクラスのコンサルタントを導入された事例などもうかがったことがありますが、
「コンサルタントという職業にはハッキリ言ってあまり良い印象が無い」
というのが本音だとお聞きしたことがあります。
大企業の常識や、これまでの実績を持ち込んで来て、あたかもこの通りにすれば誰でも業績が上がるかのように話し、ひとたびうまくいかなくなると、
「これだから中小企業はレベルが低くてダメなんだ」
などという暴言をはいた方もいらっしゃるそうです。信じられませんが事実です。
企業には、それぞれの経営者の考え方やこれまでの歴史、社風や土地柄、性格や資本力など・・・様々な背景があります。全てに当てはまる正解など無いのは仕方のないことですが、それぞれが求めるゴールに向けた最短コースに導くことができてこそ、本物のコンサルタントと言えるのではないでしょうか。
我々は、常にそこを磨いて実践を積み改良を重ねることで、企業経営と真剣に取り組み常に邁進なさる経営者の皆さまの縁の下の力持ちであるべきだと考えています。
経営者の皆さま、本当に役に立つ第三者。どのように選んでいますか?